2016年11月09日

知っておきたい社葬に参列する際の注意点

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年齢を重ねていくに連れて、冠婚葬祭へ出席をする頻度も徐々に多くなっていきます。結婚式には結婚式の、葬儀には葬儀のルールがあり、社会人ともなるとそれらをきちんと把握しておかないと、「非常識だ」などと思われて恥をかいてしまう恐れがあります。特に注意をしておきたいのが、「社葬」に参列をする場合のマナーについてです。

もちろん、通常の葬儀と重複する面も多々ありますが、特に気を付けるべきルールが存在するので、しっかりと覚えておかなければなりません。通常の葬儀であれば、仮にマナー違反の行為をしてしまったとしても自分が恥をかくだけで済みますが、社葬ではそうはいきません。会社の看板を背負って出席をするようなものなので、何かやらかしてしまうと会社の名前にも傷が付いてしまう可能性があります。

そうならない為にも、きちんと内容やマナーについて理解をしておく事が大切です。企業においての重要な地位にいる人間(会長、社長、功労者など)が亡くなった場合には社をあげて葬儀を執り行うことになりますが、取引先などはそれに参列をする形になります。ここで重要なのが、参列をする人間の人選です。故人と同等の地位の人物を選ばないと失礼にあたります。

万が一、同等の人間が出席出来ない時には代理人を立てますが、必ず名刺を持参した上で受付をし、本人が出席出来ない理由をきちんと伝えて、さらに後日本人からお悔やみ状を送るのを忘れないようにしなければなりません。また、供物や供花についてもマナーがあります。手配は早めに行い、遅くとも葬儀の前日までには斎場に届くようにしなければなりません。

さらに、会社の名前や代表者の方の名前の記載に誤りがあると大変な失礼にあたるので、店側には口頭ではなく文面で伝えるようにしましょう。斎場におけるマナーについては通常の葬儀と同様です。こちらも社会人としての最低限の常識なので、必ず把握をしておく必要があります。「自分は若いから社葬へ出席する事などないだろう」などと考えていてはいけません。いつ代理人として参列を余儀なくされるか分かりませんし、人数の少ない企業であれば若くしての出世もおおいに考えられます。マナーを知っておいて損はありません。正しい知識を身につけておきましょう。

(参考サイトのご紹介)
知らないあなたは損してる!葬儀に特化しているサイトといえば葬儀場列伝オフィシャルウェブサイト
http://www.retsuden-sogijo.net/
公式ページ